これからのクルマ創りを支えるUACJの次世代アルミニウム技術。

モノとサービスのネットワークが安全・快適な暮らしを実現する時代、クルマも大きな転換期にさしかかっています。CO₂排出量の削減や燃費の向上に貢献してきたアルミニウムは、クルマの電動化でも重要な役割を果たします。車体を軽量化するとパワートレーンやバッテリーなどの主要なコンポーネントも小型化できる好循環「エンジェルスパイラル」を生み出します。アルミニウムは軽量化効果だけでなく、そのエネルギー吸収能力によって衝撃安全性を向上し、バッテリーシステムの熱対策にも大きく貢献します。さらに優れたリサイクル特性により、エネルギーを節約し環境負荷も低減します。環境金属アルミニウムは、クルマの電動化の流れの中でも信頼できる構造材料として、持続可能なモビリティ社会の実現に貢献します。

source: Motor Fan illustrated vol.194

地域 燃費規制の取り組み
欧州 2030年の環境規制では、新車のCO₂排出量を、2021年比で37.5%、バンは31%削減すると定めている。2021年7月の改正案では、新車のCO₂排出量を2021年比で2030年までに55%削減、2035年までに100%削減という目標を設定した。
北米 2021年から2026年製車に対する基準について、2020年をもとに、CAFE基準値は毎年1.5%ずつ上昇、CO₂排出量は毎年1.5%ずつ低減させるとした。2026年製車では、CAFE基準値を40.4マイル(mpg、約17.2km/L)、CO₂排出量を1マイル当たり202グラム(g/mi)とした。
日本 乗用車の2030年度燃費基準として、燃費25.4Km/L(WLTCモード)とすることを策定。現行燃費基準19.2km/L(2016年度実績値)と比較して32.4%改善が必要な目標となっている。
世界的にカーボンニュートラルな自動車製造を目指し、各社の生産拠点では、重要な資源を節約して、原材料も現地でリサイクルされる活動が進行する中「アルミニウムクローズドループ」が注目されています。リサイクル中に品質が低下しないアルミニウムは、環境に優しいクローズドループプロセスに特に適しており、エネルギー消費を大幅に削減することができるため、サプライチェーン全体での持続可能性を高めます。これにより、年間数千トンのCO₂排出量を削減している自動車製造拠点もあります。
アルミ化がもたらすこと

2023

2022

2021

Motor Fan ATZ extra issue7 ATZ WORLDWIDE March 2021 IAA Mobility2021 IAA Mobility in Munich

2020

Motor Fan ATZ extra issue5 atz_worldwide2019 iaa2019

2019

Motor Fan ATZ extra issue5 atz_worldwide2019 atz_extra2019 iaa2019

2018

Motor Fan ATZ extra issue4 ATZ WORLDWIDE September2018 eMagazine iaa2018

2017

Motor Fan ATZ extra issue3 ATZ WORLDWIDE September2017 eMagazine ATZ INTERVIEW Akio Niikura, Ph. D. iaa2017